お年寄りだけのものではありません

誰にだって必要な時はあります

手すりを取り付けるといえば、足腰の弱ったお年寄りが転倒したりするのを防ぐために取り付けるというイメージが多くありますが、実を言うと手すりというのは決してお年寄りだけに役立つものではありません。

小さな子供の場合

例えば、小さなお子様がいるご家庭では、階段をお子様が下る時に手すりを持って下れば、転倒の危険性を防ぐことが出来ますし、万が一足を滑らせたりしても、被害を防ぐことが可能です。急な階段では特に転倒、滑落の危険性が高まるので、手すりを設置しておけばそれらを未然に防ぐことが可能です。
また、手すりがあることによって、捕まり立ちを覚えていく事もあるので、子供を育てる上でも、手すりがあることは役立つことはあっても、不要なことはないのではないでしょうか。

大人の場合

まだまだ働き盛りな大人にとっても、手すりは大切な室内設備になり得ます。
例えば、風邪を引いたりして体調が悪い時は、手すりにつかまることで楽に移動ができますし、妊娠中の女性が階段を登り降りするのは、転倒や滑落の危険性がありますが、手すりに捕まって降りることで、そのリスクを最小限に抑えることが出来ます。
手すりがあることで、ケガのリスクを抑えることができるという点で、決して手すりがお年寄りの介護用品ではないということがご理解いただけたのではないかと思います。

しかし、手すりの取り付けは簡単そうに見えて、きちんとした場所に取り付けないと、体重をかけた際に外れてしまうかもしれません。取り付けには専門業者に依頼をして、しっかりとした工事をしてもらうことをおすすめします。

弱者の視点に立って考えましょう

手すりの役目
『手すり』は私たちの生活の中で毎日のように見かけることが出来ます。それだけ手すりは様々な場所で設置されています。
手すり設置の目的は、安全な歩行補助と転落・転倒防止が主になります。手すりがあれば高齢者や身障者が歩行しやすくなりますし、階段やベランダなどでも手すりがあれば転落することも防げます。普段何気なく見かけたり利用している手すりですが、私たちの生活ではとても役に立っているパーツなのです。

手すりの設置基準
手すりの設置については、一般部と階段部について建築基準法で高さ等が定められています。しかし、先ほど述べた通り、手すりの利用場面は様々であるので、それら全ての手すりについて細かく基準が定められている訳ではありません。もちろん建築基準法に準じない手すりを設けることは出来ませんが、範囲内であれば設置に問題はありません。一律に同じものを設置するのではなく、利用する人がより便利になるように、シーン毎で形状や材質、高さなどを選択していくことが重要になります。

弱者の視点で
健常者であれば、手すりなしで1日生活することも可能かもしれません。ずっとその生活をしていたら手すりの重要性にも気付かないでしょう。しかし足を骨折したりして歩行困難になった時に初めて、手すりの大切さに気付いたりするのです。怪我などしなくとも自分たちも老いていき、やがて歩行し難くなってきます。他人ごととは思わずに、弱者の視点に立って、どこにどんな手すりがあれば便利なのかを考えていくことが重要です。